英語学習者用の英文ワープロ スペル・文法チェックや英文レターサンプル付きで、入力した英文の「成績」も付けてくれる便利ソフト
WhiteSmoke Writer(ホワイトスモークライター)は、英語が母国語でない人のための「英語表現」サポート機能付きワープロソフトです。通常のワープロにスペル/文法チェック、辞書、英文レターのテンプレートなどがついており、適切な英文を作成できます。また自分が記入した英文を文法の観点から評価して成績を付けてくれます。英語のライティングを学んでいる人やビジネスで英語を使う人にとって役立つでしょう。まずは3日間の無料体験版で優れた英語チェック機能を体験してみませんか。
WhiteSmoke Writerを起動すると、白いシンプルなワープロ画面が現れます。英語の文章を入力してCheckボタンを押すと、すぐに文章の自動校正が行われます。綴り(スペル)ミスや文法ミスなどがある語句には下線が引かれ、語句の上に正しい表現の提案が表示されます。明らかなエラーだけでなく、同じ単語を使いすぎているときや他にもっと適切な表現があるという場合でも指摘してくれます。そして画面右のWriting Reviewでは入力した文章の評価が表示されます。総合的に良いか・文の長さが適切か・語順などの文法は正しいか・重複語がないか・単語の選び方は適切かなどが個々に提示され、自分の英文章力がひと目でわかります。
画面の上のタブを切り替えると、日本語を含めた12言語に対応した英語のオンライン辞書や、英文レターのテンプレートを利用できます。特に便利なのはテンプレートで、謝罪・カバーレター・挨拶・御礼などのテーマごとに英文レターの例文を見ることができます。どのような内容をどのように表現するべきかなどを考えるときに参考になります。
WhiteSmoke Writerはネイティブ以外の英文作成を支援することに特化しているため、フォント変更や図画/グラフ挿入、保存、印刷など一般的なワープロに求められる機能は備えていません。WhiteSmoke Writerで校正した文章を他のワープロやメモ帳などに貼り付けて印刷するなどの工夫が必要です。
WhiteSmoke WriterをインストールするとMicrosoft Officeスイートの各ソフトウェア(Microsoft Word、Microsoft Excel、Microsoft PowerPoint、Microsoft Outlookなど)やブラウザー(Firefox、Google Chromeなど)と連携します。Microsoft Outlookの場合は、メールの送信時に自動校正が行われるようになり、結果を確認してから送信できます。他のプログラムの場合は、文字入力時にワンクリックでWhiteSmoke Writerを呼び出して校正を行えるようになります。連携機能は設定で無効化することもできます。
なおMicrosoft OfficeスイートのMicrosoft WordやKINGSOFT OfficeのWriterなどでもスペルチェックなどの自動校正を行うことができます。語学学習として英文作成をしている人には、入力した文章を読み上げてくれるLanguage Readerなども役立つかもしれません。
WhiteSmoke Writerは英語力に自信がない人を強力にサポートしてくれる英文作成用ワープロソフトです。ネイティブの先生に英語のレポートを提出する感覚なので、文章作成にも張り合いが生まれるかもしれません。